妻夫木聡や玉木宏が主演のウォーターボーイズ。
今更ようやく見ました!
たとえ未熟でも熱い情熱が感動を呼ぶ。それはこの作品の主張のひとつでもあり、作品の出来そのものでもある。 ひとつひとつを細かく見れば、粗削りな面が多々あり、うまい!お見事!と褒められた出来じゃない。ところが、ここで奇跡が起こる。心もとない演技の若手俳優たちの、不器用ゆえの真剣さ、必死さ。にもかかわらずギャグを外しまくる天然ボケぶりが、なんともフレッシュでラブリーなのだ。さらに、冴えない男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦し、もの笑いの種にされようが、コケつまろびつ奮闘する、という役柄ともピッタリ重なり、素直な共感を生む。これは監督・脚本を手がけた矢口史靖のケガの功名なのか? それとも計算の範囲内なのか?
いや。もともと彼は技術的な完璧さや緻密な理論立てに固執するタイプではないようだ。面白さ、美しさ、若さ、躍動感、俳優たちの意気込みに敏感に反応し、生き生きとフィルムに刻印する。真夏の日差し、きらめく水しぶき、こんがり焼けた肌。文化祭直前の学校のざわめきや、イルカのジャンプまでをも残さずすくい取る。矢口の感性もまたフレッシュでイキが良く、映画に勢いをつけている。
ひと夏の通過儀礼をへて、ホンの少したくましくなる少年たち。クライマックスの集団シンクロは、過去のどのスポ根名作にも劣らず感動的だ。元気がある映画であり、元気を分けてもらえる映画。でも竹中直人を野放しにした点で星1個マイナス。(小山内敦)
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この時期は玉木宏や金子貴俊もそれほどの知名度は無かったと思います。
監督の矢口史靖は思い付きの様な、雑と言えば雑な撮り方をしていますが、それが、変にヒットを狙って作りこまれているような作品と違い、くだらなさやユーモアが良く出て面白い映画になっていると思います。
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評価点:92点
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製作年度:2001年
監督:矢口史靖
キャスト:妻夫木聡(鈴木智)
玉木宏(佐藤勝正)
三浦哲郎(太田祐一)
近藤公園(金沢孝志)
金子貴俊(早乙女聖)
平山綾(木内静子)
眞鍋かをり(佐久間恵)
竹中直人(磯村)
杉本哲太(杉田)
谷啓(唯野高校校長)
柄本明(オカマバーのママ)
徳井優(チーママ)
川村貴志(池内亮三)
松永大司(望月大志)
西川祐也(阪本友也)
山崎勝之(崎山勝貴)
杉浦太陽(浦杉大洋)
田中幸太朗(中田光太郎)
石原誠(原石真)
斉藤直士(藤祭直)
北村栄基(北村栄吉)
山本力(本山ちから)
森本政輝(森林樹)
金原泰成(成瀬金太)
星野広樹(星野広)
鈴木祐二(東海林勇二)
斎藤羅慈(松下羅慈夫)
高鷹一雅(高鷹雅)
影山智昭(影千晴)
西野正崇(野西正志)
平田賢(田平雅夫)
山本一輝(本山数木)
貴士(高貴志)
前田紘孝(当利前田)
石井洋輔(井石陽介)
石垣光代(客のおばさん)
内田春菊(客のおばさん)
和田都(客のおばさん)
蛭子能収(和菓子屋主人)
角替和枝(和菓子屋おかみさん)
鈴木砂羽(肉屋の女)
近藤芳正(佐久間の夫)
西田尚美(女性キャスター)
山下真司(男性キャスター)
田中要次(警備員)
不破央(警備員)
本田大輔(水泳競技会の選手)
森山栄治(吉田)
原笙太(バスケ部員)
長山浩巳(バスケ部員)
二本松克己(バスケ部員)
秋定里穂(伊丹弥生)
土師友紀子(中村)
上野未来(小林)
岩井景(唯高文化祭実行委員長)
垂澤和成(生徒)
杉山雅俊(生徒)
茂木晃(生徒)
加藤雅彦(生徒)
大石浩道(バンド生徒)
前島一成(バンド生徒)
原口洋範(バンド生徒)
橋爪しのぶ(コギャル)
伊藤絵美(コギャル)
羽染香樹(不良予備校生)
小澤零(不良予備校生)
宮本光康(ビデオの筋肉男)
戸張剛(ビデオの筋肉男)
松浦次郎(ビデオの筋肉男)
大津綾香(水族館の女の子)
堀幸一(女の子の父)
飯沼誠司(レスキュー隊員)
有山尚宏(公園の野次馬)
手塚とおる(火事場のおじさん)
岩手太郎(火事場のおじさん)
平中季代子(シンクロ選手)
清水美樹(シンクロ選手)
山田みず穂(シンクロ選手)
高橋理香(シンクロ選手)
高橋紫乃(シンクロ選手)
竹内藍子(シンクロ選手)
石橋梓(シンクロ選手)
濱祐美(シンクロ選手)
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