7月15日のレビューで紹介した「君とボクの虹色の世界」のミランダ・ジュライ監督は"ポスト・ソフィア・コッポラ"と呼ばれていると書きましたが。
今回はそのソフィア・コッポラ監督のデビュー作「ヴァージン・スーサイズ」を紹介します。


DVDのジャケットは物凄くフェアリーなのに題名が「ヴァージン・スーサイズ」・・・
内容も題名どおりなのです。

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~あらすじ~

70年代のアメリカの小さな町でおこった、美しい5人姉妹の自殺。


町でも評判の美しい5人姉妹。詩や日記を書くのが好きだった13歳の末娘、セシリア。14才のラックス、15才のボニー、16歳のメアリー、17歳のテレーズ。
学校で数学の教師を勤める父親と敬虔なクリスチャンの母親はとても保守的で娘達を厳しくしつけてはいますが、特に問題もなく普通の女学生として暮らしていました。
そんなある日一番年下のセシリアが突然手首をきって自殺未遂をしてしまいます。

セシリアに手首を切った理由を聞くと「死にたかったわけではない。自分を消したかった。」とだけ言います。

そんなセシリアの為にもと5人姉妹に夢中だった同じ学校の5人の男の子たちを家に招いてホームパーティを開催しますが、そのホームパーティの最中セシリアはこっそり二階の窓から飛び降り、柵に突き刺さり死んでしまいます。

残された家族は深い衝撃を受けてしまいますが、パーティで仲良くなった男の子たちのお陰もあり、次第に明るさを取り戻していきます。
しかし、思春期の少女たちは行動が次第にエスカレートしていき、あるパーティの日四女のラックスは朝帰りをしてしまいます。

ショックを受けた両親は娘達を外に出さず自宅に閉じ込めてしまい、悪影響だからとロックのレコードも全て奪い処分してしまいます。閉じ込められた娘達は数日後の夜、男の子達にライトで「私達を助けて」と合図を送ります。
それを見た男の子達は娘達を救出しにと家に忍び込みますが、彼らが来る前に4人はそれぞれの方法で自殺を図ります。

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内容はとても暗く重くシリアスですが、映像の世界観が華やかで、懐かしい音楽にのせて話が進んでいきます。
姉妹が15,6歳とは思えないほど少年に対してエロさを見せたりと、少女が大人になる時期の感情の描写がとても上手く描かれています。

部屋に閉じ込められた姉妹に男の子達が電話でレコードを聴かせる場面は凄く素敵でした。

最後に姉妹は自殺するのですが、そのタイミングが前触れもなく突然すぎて、恐さがあります。

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評価点:72点
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製作年: 1999年
監 督: ソフィア・コッポラ
キャスト:James Woods ジェームズ・ウッズ  (Mr. Lisbon)
     Kathleen Turner キャスリーン・ターナー  (Mrs. Lisbon)
     Kirsten Dunst キルスティン・ダンスト  (Lux Lisbon)
     Josh Hartnett ジョシュ・ハートネット  (Trip Fontaine)
     Hanna Hall ハンナ・ハル  (Cecilia Lisbon)


 

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